皆さん「ダントツで1位」や「ダントツで最下位」なんて日本語をよく聞くと思います。
実は、「ダントツで1位」も「ダントツで最下位」は変な日本語なんですよ。
これは、ダントツの意味や由来を知れば納得できると思いますのでご紹介しますね♪
ダントツの意味はこちら!略語だぞ
ダントツとは、こんな日本語の略なんです。
「断然トップ」
知ってましたでしょうか?
断然トップと言っているのだから、先に申し上げた2つの日本語は変ですよね^^;
- 「ダントツで1位」⇒「断然トップで1位」
- 「ダントツで最下位」⇒「断然トップで最下位」
もう、なんのこっちゃいですね(´▽`*)
良く聞くので自然にとらえてる人も多いと思いますが、知っている人からすると「変な日本語」って感想ですよ~
どういった流れでこのような使われ方になったのかは、調べても分かりませんでしたがどこかで意味がねじ曲がってしまって、言葉の雰囲気が独り歩きしてしまったと思われます。
「断然トップ」という意味が、「飛びぬけて凄い」や「他を圧倒する」のような意味に変わってしまったんですね^^;
日本では、言葉の雰囲気やノリで大衆に広まる独特の文化があると思いますね~
ちなみに、「ダントツ」の生みの親は石原慎太郎(元都知事)なんですよ。
ダントツに由来についてもご覧ください。
ダントツの由来は石原慎太郎の小説だった!
石原慎太郎が書いた小説に 「死のヨットレース脱出記」というのがあるのですが、この小説の一節がこちらです。
「スタートからダントツ(断然トップ)で出たが」
このように、小説で初めて使用された言葉だったんです。
これが、ダントツの由来となるのです。
この小説が発売されたのは1963年になりますので、ダントツの歴史は意外と短いと思っちゃいました^^;
編集後記
今回の記事を書いてみると、ダントツの由来以上に「死のヨットレース脱出記」というタイトルに無性に魅力を感じちゃいました♪
どんな過酷なレースだよ!?
由来が小説っていうのは知っていましたが、まさかこんなタイトルだったとは・・・
気になっちゃったんで読んでみようかなぁ~
以上が、ダントツの意味や由来でした。
ダントツがどんな日本語の略なのか知ってしまうと、「ダントツで最下位」とはもう言えないですよね^^;